多言語AI受付で訪日外国人・海外顧客を取り込む方法

「英語のお問い合わせが来たけど、対応できるスタッフがいない」「ホームページを見た外国人のお客様に、うまく情報を伝えられていない気がする」——そんなお悩み、最近じわじわ増えてきています。

インバウンド需要の回復や、越境ECの広がりによって、中小企業や店舗にも海外からのアクセスや問い合わせが届くケースが増えてきました。でも「多言語対応」って聞くと、翻訳ページを全部作り直さないといけないとか、外国語が話せるスタッフを雇わないといけないとか、なんだかハードルが高く感じますよね。

そこで今回は、AIを使った多言語受付が、そのハードルをどこまで下げてくれるのかを、具体的にお伝えしていきます。

なぜ今、多言語対応が必要なのか

訪日外国人の数は年々回復・増加傾向にあり、観光地だけでなく都市部の飲食店・宿泊施設・EC事業者・不動産会社など、さまざまな業種で「外国語での問い合わせ対応」が現実の課題になってきています。

また、インターネットでの検索は国境を越えます。日本語でしかホームページを用意していないお店でも、Google翻訳などを通じてアクセスしてくる外国人のお客様はいます。そのとき「問い合わせしようとしたけど日本語しかなくて諦めた」という機会損失が、静かに起きているかもしれません。

多言語対応は「大企業がやること」ではなく、今や中小企業・店舗にとっても現実的な選択肢になってきています。

従来の多言語対応と、AIを使った場合の違い

従来の多言語対応といえば、主にこんな方法が一般的でした。

  • ホームページを言語ごとに別々に制作・管理する
  • 多言語対応のFAQページを用意する
  • 外国語が話せるスタッフが対応時間内に電話・メールで応答する

これらは効果がある一方で、コストと手間がかかるのが難点です。ページを更新するたびに複数言語分の修正が必要になりますし、スタッフの語学スキルに頼る対応は時間帯が限られます。

一方、AIを使った多言語受付の場合はどうでしょうか。

  • お客様が入力した言語を自動で判定して、その言語で返答する
  • ホームページの情報をもとに、自然な会話形式で案内できる
  • 24時間365日、時間帯を問わず対応できる
  • 担当者が不在でも、まずAIが受け付けて内容を記録してくれる

もちろんAIの多言語対応にも限界はありますが、「最初の受け答えと基本的な案内」という部分を任せるだけでも、お客様の印象や問い合わせ転換率は大きく変わります。

AIチャットで多言語対応するときのリアルなイメージ

たとえば、日本の旅館がホームページにAI受付を設置しているとします。英語圏のお客様がアクセスして「Do you have a room available for two people in December?」と入力したとします。

AIは英語の入力を認識し、英語で料金や空室確認の案内、予約フォームへの誘導などをスムーズに返します。もし対応しきれない詳細な質問があれば、「スタッフに確認してご連絡します」という形で問い合わせを受け付けることもできます。

日本語のホームページしかなくても、チャット部分だけが多言語で機能するというのが、AIを活用した多言語受付の現実的な使い方のひとつです。

My NAVIAでも多言語対応の機能を備えており、ホームページの情報をもとにした自然な会話を複数言語で実現することができます。日本語サイトそのままでも、チャット窓口から外国語のお客様にきちんと対応できる環境を整えることが可能です。

どんな業種・シーンで特に効果が出やすいか

多言語AI受付が特に効果を発揮しやすい業種やシーンをいくつか挙げてみます。

  • 宿泊施設・観光関連:訪日外国人からの予約・施設案内・アクセス問い合わせに対応しやすい
  • 飲食店:メニューの説明やアレルギー対応のご案内、予約受付など
  • EC・通販サイト:海外からの注文方法や配送に関する質問対応
  • 不動産・賃貸:外国人居住者からの問い合わせや物件案内
  • 医療・クリニック:在日外国人や旅行中の方への基本的な案内

規模の大小を問わず、「外国語のお客様が来るかもしれない」という業種であれば、検討の余地は十分にあります。

導入前に確認しておきたいポイント

多言語対応のAI受付を導入する際に、事前に整理しておくと良いことをまとめました。

  • どの言語に対応したいか:英語だけか、中国語・韓国語なども含めるかによって設定が変わります
  • どこまでAIに任せるか:案内だけなのか、問い合わせの受け付けまで行うかを決めておく
  • 有人引き継ぎの体制:AIで対応しきれない場合に、誰がどのタイミングでフォローするかを決めておく
  • ホームページの情報整備:AIが参照する情報の正確さが、回答の質に直結します

AIに何でも任せようとするより、「まず一次対応をAIに、複雑な対応は人へ」という役割分担を明確にしておくと、スムーズに運用できます。

まとめ

多言語対応というと「大掛かりな作業」に感じてしまいますが、AIを活用したチャット受付であれば、ホームページ全体を作り直さなくても、お客様との最初の接点を多言語で作ることができます。

「外国語のお問い合わせに対応できていない」「訪日外国人のお客様を取りこぼしているかもしれない」と感じている方は、まずAI受付の多言語対応から試してみるのが、現実的でコストを抑えた第一歩になるかもしれません。

My NAVIAの多言語対応について、もう少し詳しく知りたい方はお気軽にお問い合わせください。一緒に考えていきましょう。